メキシコシティDFのJICA事務所にてMVとMVのコーヒーを扱うディストリビューターとの間で話し合いが持たれた。話し合いといっても、MVの生産者がぼこぼこにたたかれる結果となっていて、話の内容は次の通りだ。納品期限を守らず、1ヶ月たってもまめが来ない状況を何とかして欲しい。注文どおりの焙煎が届かず、豆を客に提供できる状態にない。パッケージの破損や納入量のごまかしなどによって注文した商品の分量と送られてきた量とが一致しない。価格競争力や品質上の競争力がない。とにかく言われたい放題だ。
だが、はっきり言ってディストリビューターも取引相手を買えればいいだけの話で、両者とも仕事がプロでない。言われたい放題になっているMVの問題も問題だが、言いたい放題言っている側のいい口と論旨に副って話をしないだらだらな会議に、正直言ってあきれつつ、疲れ果てつつ、早く終わらせたい一身で仕事をしていた。