少し年配の方には、釜が崎といったほうが通じるだろう。現在ではあいりん地区と呼ばれる西成区に行って来た。一昔前までは、日雇い労働。現在では、ホームレスで有名な地域である。この西成を高校時代から見つめてきた。難波に行く途中に、観察をしてきたのだ。
我が家がある高石からなんばや梅田までは多少の距離があるが、西成によるためには自転車で行くのがよい。天気も良くなり、古本屋に行く用事もあったので、今日は午前中から自転車を飛ばした。
驚いたことは、空き缶の値段の高騰だ。中国の金属需要にあおられた形で、1年前の1.5倍程度に値が上がっている。また、「福祉」も大分目に見える形で入ってきていたし、河川敷のホームレスが場所によって減少した分、西成は人が増えていた。同時に、西成の自動販売機のジュース類の値段が下がっており、最安値50円は以前さほど見られなかったのだが、今は主たる価格になりつつある。
ホームレスの生活環境や支援、対策が変化する中で、ホームレスのなかに歴然とした差異が見られるようになってきている。底辺にいる者以上に真ん中辺りに位置する層が支援から漏れていそうだった。
本当は一番支援を必要としているんだけどねー。