ゼリーを上手に食べられるようになってきた。
最近、風呂に入りたがらない娘を動機付けるために、シャワーを浴びたらゼリーを出すようにしていた。食べる頻度が上がったことによる成果が徐々にで出している。
長い麺類を過不足なく口に運びながらフォークで食べることと、滑り落ちやすいゼリーをこぼさずに食べることは非常に難しい行為だ。と、いうことが子どもを見ているとよくわかる。
食べたい量ではなく、運ぶのと口に入れるのに適した量を考えること、慎重さと丁寧な動作を少なくとも必要とする。手首の返しも、スプーンやフォークの持ち方も、食器との距離感も、大事だ。
娘が考え出したのは、ゼリーは多少なりともこぼれる。
だからこそ、口に運んだ瞬間に、食器の上に口がくるようにして、こぼれても食べ損なわない方法である。
格段に手首やスプーンも上手に使えるようになってきてはいるが、それ以上にこぼれないようになったのは、食べる位置をかえたからだろう。
好きなもの、というのは子どもをものすごい勢いで成長させるモチベーションを含んでいる。
きっとスープとかで、にこごりなんかでは達成できなかった上達速度が、ゼリーには生じたんだと思う。若干、家計を逼迫させてくれる要素ではあるが、まぁ、成長して手が掛からなくなるなら、精神的なコストパフォーマンスは非常に良い気がする。