ちょっと前に、おしとやかな女の子がいいという男子学生にお目にかかった。
おしとやか、が何を指すかはいまいち不明なのだが、その男子学生の話は興味深かった。
ようは、付き合うなら馬鹿な女性がいいという結論をかれは持っていたのだが(このことをはっきりと公言できるのだから非常に立ち位置が明確で気持ちいいぐらいだ)、興味深いというのは、女性が男性化してきていて日本には付き合えそうな女性がいなくなったから、外国(東南アジア)にいくという発想を持ちあわていたことだ。
これは、そもそもものすごくジェンダーバイアスが高いということに加えて、南蛮思想をもっているということをさしていると思う。
アジア地域への買春ツアーがすでに社会問題となって久しい現在においても、その根っことなるようなバイアスが脈々と受け継がれていることを示しているのだろう。
素直、笑顔、従順×経済的優位性=お付き合いor結婚 という図式があるらしい。