雨がふることはすばらしい。
私は、雨の中を傘ささずに濡れながら歩くのが好きだ。特に、暖かい日の、しとしとと振る雨は浴びていて気持ちがいい。
そうはいっても、子どもにそれを教えるのは、まだ早い。
自分で体調を管理できるぐらいになってからなら、雨の日に外遊びをするのもありだと思うが、何分、2歳でそれは早すぎる。
雨がふると、外遊び大好きな娘を家のなかで遊ばせるのが大変だ。
家の中のあそびを一通り終えてしまうと、もう、外に行きたくって仕方がない。
外に行きたいって言うたびに、理由を話して、外にいけないってことを何度も説明する。いったんは納得するけれど、気持ちが先立って、やっぱり外に行きたがる。何度も、何度も同じように、言葉を変えながら説明をする。
今日は、雨降り。
娘が考え出した外出戦法。
「おそとは、あめが降ってから」と、両手でぞうくんのあめふりさんぽ(絵本)をもって言う。
たしかに、ぞうくんは、雨降りだから散歩に出たし、散歩に出たから皆に出会えて楽しかった。
ぞうくんの論理なら、確かに『おそとは、雨が「降った」から』なんだけどね。
2歳児には非常に罪作りな絵本です・・・。