新しい名刺が届いた。
昨年、海老で鯛を釣れ、という指導教授からのありがたいお言葉をうけて、名刺を作った。それまで(25歳になるまで)名刺持っていなかったこと自体、周囲の人間から言えば遅いらしいが、さしたる必要性がなかったのだ。しかし、研究会や学会に足を運ぶようになり、報告・発表の機会が与えられたりすると、やはり、名刺交換という儀式を要求されるようになってくる。そこで、昨年、初めて名刺を100枚すった。
それが、気がつけば昨年1年でほぼ100枚を配りおわり、手元の名刺がなくなってしまっていたので、再度すりなおすことになったのだ。なくなったことに加えて、専攻が変わったこともある。某S大学は、予算の都合から2専攻をあわせて1専攻に統合したのだった。名前が変わることもあり、やむなく新しいバージョンを作ることにした。
デザインはある程度こちらでした上で、後は業者に任せている。名刺には、ストリート・チルドレンの写真が写っているので、刷り上ったものに一つひとつ手を加えて、誰か特定できないようにしている。印刷所に出す前に、画像を加工すればよいのだが、遊び心で、めんどくさいが1枚1枚オリジナルな名刺に仕上げている。
今回は、100枚あたり10枚の写真に受け取った人が「プッ」と笑える絵に仕上げた名刺を混ぜておいた。