5時限目の授業が終わったころ、どうしようもないほどお腹がすいた。普段なら、アルバイトが終わる10時までは食事抜きで大学にいる。ただ、今日は、指導教授の久々のゼミナールでの発表とあって、緊張とエネルギーの消費を余儀なくされた。
そんなわけで、6時ごろ家にいったん帰ることにした。大学の近くで一人暮らしをしているため、自転車を飛ばせば5分ほどで帰ることができる。帰宅の際に、家のお隣さんにあたる八百屋で野菜を購入。といっても、きゅうりを買って、トマト1袋(1.5キロ分ぐらい)にジャガイモをおまけにしてもらったので、購入したとは言いがたい。
トマトが高いこともあって、最近食べたくて作っていない調理に、ティンガがあった。あいにく鶏肉がなかったので、とりあえずティンガはそのうち作るとして、有り余るほどのトマトをふんだんに使って、何かを作ろうと考えた。
ジャガイモとひき肉があったので、マチャカを作ることにした。マチャカは、メキシコ北部の郷土料理で、本来は干し肉(ビーフジャーキー)を持ちいる。ただ、メキシコシティでは、安いひき肉を代替的に使い、料理するので、今回のマチャカは、チランガ(シティっ子)風といえる。
マチャカに、オアハカチーズを入れて、ケサディージャにした。
いつもいただいてばかりなので、隣の八百屋さんに、作ったマチャカ・ディージャを差し入れ。本当に人様に活かされている今日この頃。一人暮らしに野菜を安く譲ってくれる八百屋さんに感謝です☆