ストリートチルドレンの2類型、ONとOFに関して、フィッシャー→フレイレ→ある程度の精緻化で汎用、援用されて、2類型だったり3類型だったり4類型になっていたり、類型というより下位概念がわっさり増えていたりするわけだけど、そもそもの2類型の家族によって社会化と路上の互助をする集団を中心に社会化されるのとの基準って、疑わなくていいのかがあやしい。
子どもの社会化エージェントはその年令にもよるだろうけど多層的だろうし、そもそも貧困層のストリートベンダーをなりわいにしているそうは、親世代自体が路上の互助集団の中で生きている。もちろん、概念化のために削ぎ落としてきた結果でもあるんだろうけれど、路上と家族は対立するものではなく、もっと平行的な関係な気がする。