ストリート・チルドレンを形容する場合、よーく、「学校に行かずに」労働するとかって、学校に行かないことが強調される。学校に行くというのは、第一次産業以外を基礎とする産業社会にとっては非常に重要なことだ。てっとり早く言えば、学校に行くのは、機械を動かすマニュアルを理解するためだってことですよ。
だから、「学校に行かず」にってのは産業社会の成員としてふさわしくないって価値判断が伴っているわけですが、じゃぁ。
じゃぁ、と、そのあとに続く言葉を考えてみた。
学校に行かずにピアニストとして修練する。 →あり
学校に行かずに板前修行にでた。 →あり
学校に行かずにねとげーする。 →あり
学校に行かずに彼女の家に転がり込む。 →あり
学校に行かずに芸能活動する。 →あり
学校に行かずに世界放浪する。 →あり
たぶん、学校に行かずに芸能活動するってのは、学校に行かずに労働するっていうのとあんまかわらない。なのに、芸能活動は認められたり。。。んじゃー?
この形容にはあまり意味がないんだろうなぁ