保育園からの帰宅のときは、もう、必ずといっていいほど虫とりだ。
今日は、網をもっていった。トンボ、ちょうちょを捕まえ、自分でもってかごの中に。片手でふたを開けて、「ぽい」といいながら虫をいれる。
「じぶんで」といって網をもってトンボを捕まえるまね。
夕飯の時間が迫ってきたので、自転車にのってせみをとりながらの帰宅。
家に帰り着くと、自分でせみを持って逃がすと言い出す。できるかなぁ、と思いながらも、せみをもって娘の手が伸びてくるのをまつ。ちょこっと触って、手を引っ込めて、しばらく硬直して、ほめられて、真剣な顔になって、ゆっくりと手を伸ばして、わしっつ。
せみは捕まえられたが不幸、娘は持つ場所を少し間違え、羽をわしづかみ・・・ばたばたともがくせみ。あわれかな。すぐに手を離して、ポトリ。せみは地面を這う。
満足げに新たな経験を獲得。
疲れ果てたのか、夕飯を食べると眠さに負けてぐずりだし、風呂にほおりこんで洗って、歯磨きを泣きながらされて、布団の部屋に。
疲れていても、眠れない体力のついた娘。絵本「あっはっは」を読んで、笑い疲れるまで笑って、ぐだぐだいいながらねむる。